今年は2月2日が節分です。節分といえば、「鬼は外、福は内」と掛け声をかけながら、福豆をまきます。今年は昨年の某アニメのヒットにより、鬼退治されるご家庭が増えるかと思いますが、ご家庭での行事として日本では欠かせないイベントですね。
では、何故、福豆(炒り大豆)をまくのでしょうか?一説には、鬼が苦手な食べ物だからと言われていますが、室町時代に豆をまく風習になったらしいですが、豆=「魔滅」(まめ)に由来しているとか。豆は鬼の目に投げつけて鬼を滅する、つまり「魔滅(マメ)」に通じており、退治するのに適していたと言われています。また、「鬼は外、福は内」と掛け声ですが、地域によっては「鬼外、福は内」と言い換えています。これは、その地域で「オニワ」と言う名前が使われている為に、避けられていました。そして、鬼と福の掛け声は対で言われますが、福を多く呼び込むように、福を1つ多く言って撒き終わると良いそうです。

今は全国で拡がりましたが恵方巻き(丸かぶり寿司)もありますね。その年の恵方に向かって、まるまる1本の巻き寿司を食べている間は一言も発せずに食べきる。まるで苦行のように思いますが、太巻きには7種類の具材を使うとされ、その数は七福神と同じで商売繁盛や無病息災を願って福を巻き込む食べ物として、福を漏らさないように無言で食べきるのだそうです。普段は、そこまで知らないままに食している恵方巻きですが、色々と意味や縁起を担ぐ事が含まれているようです。

小さいお子様がいる家庭では、恵方巻きも手作りされたりすると思いますが、すし酢としてパプリカとれんこんのピクルスの米酢を少し使ったすし飯でカラフルなパプリカを並べてみるのもオススメです。小さめにカットされていますが、細切りにして食べやすくするのも良いかも?カラフルで色んなピクルスがあるので、一度、試してみては如何でしょうか?

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