蒸し暑い夏のマスク利用には注意。熱中症対策に必要なものは

曇り空や雨の日がまだまだ多く見られる7月。
平年ならば南の地方から順に7月初旬〜7月下旬にかけて梅雨明けが発表されますが、今年は全国的に梅雨明けが遅れているようです。もう少しこのどんよりした気候には辛抱ですね。

さて、梅雨が明けると夏本番がやってきます。
夏といえば家族で海に行ったり恋人と花火大会に行ったり楽しい予定もあることと思いますが、そこに必ずついて回るのが「熱中症」です。

熱中症は太陽が照りつける真夏に起こることが多いイメージですが、梅雨明けの時期は身体が暑さに慣れていないため上手に汗をかくことができず、放熱量が低くなり体温をうまく調節できずに熱中症を起こしやすくなってしまいます。よって真夏だけでなく梅雨明けから熱中症対策が必要になります。
特に、今年はコロナ禍の影響で夏場でもマスク利用者が多く、冷感マスクを使用していても自身の吐き出す熱気が篭ったりなど、マスクを着用していない場合と比べると心拍数や呼吸数が増え、血中二酸化炭素濃度や体感温度が上昇するなど体に負担がかかることがあります。

熱中症予防のためには、日中ですと日陰で休んだり、水分や塩分等をこまめに補給することが大事となってきますが、日々の食事に意識して栄養を取り入れることでも体調を整え、対策を行うことができます。

暑さで汗をたくさんかくことで塩分(ナトリウム)と一緒にカリウムも体内から失われ、更には水溶性ビタミンという水に溶けやすく身体に蓄積されないビタミンも汗や尿と一緒に流れやすくなります。
そのため、熱中症予防には特にカリウムやビタミンB1、クエン酸などを摂ることが推奨されています。

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