食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。

ひとつ目の不溶性食物繊維はセルロースなどの成分で、穀類や野菜、豆類などに多く含まれています。
胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激して蠕動運動を活発にし、便通を促進する働きがあります。

ふたつ目の水溶性食物繊維はペクチンに代表され、果物や昆布、わかめ、こんにゃくいも、里いも、大麦などに多く含まれています。
繊維自体が水に溶けてゲル状になり、食べた食品の移動がゆるやかになるので、小腸での栄養吸収がやわらぎ、糖質の吸収もゆるやか。食後の血糖値の上昇を抑えます。

例えば、奄美大島は長寿地域なのですが、奄美大島に住む人々は豆腐、海藻類、みそ汁、野菜サラダやサツマイモ、もずく、セロリなど多くの食物繊維を含む食事をしています。
なかでも、パパイヤという酵素も含んだ食物繊維たっぷりの食材を摂取しているのです。

食物繊維の2種類をバランスよくたっぷり摂取することは腸内環境を整えて免疫を高めていくことに繋がるのです。
なので、単品食材や単品成分だけにならないよう広告や企業戦略に誘惑されないために知識を増やしていくことが大切になってきます。

また、食物繊維をバランスよく摂取すると「ビフィズス菌」も生み出します。
奄美大島のおばあちゃんや住まれている方の便からはビフィズス菌も通常の30倍以上が見つかるなど驚異的な数字を出しているのです。

いかに食物繊維が腸内を整えていくために必要なのかがわかるかと思います。

ラサンテには、食物繊維を多く含むサツマイモやセロリ、きのこを贅沢に使ったピクルスなどがございます。一度手に取ってみてください。

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